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初めての育児に右往左往するママの日記です。


by cafetamago

九州旅行

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忙しくて書けなかった休暇中のことをしばらくは順番にアップデートしていく予定です。

ディルクがジョインしてしばらくは神戸で休憩。 ディルクの時差ぼけが直るのを待ってから九州旅行へ出発しました。
今回は別府→高千穂→阿蘇→熊本と九州の周遊です。 JRパスは2週間買ったので、がんばって移動して元をとらねば、というケチな関西根性のもと、毎日移動でがんばりました。でもさすがに子連れで毎日移動は大変だったなー。なるべく朝は遅くの電車にして移動したり、あんまり欲張らないプランにしてあったんだけど、荷物の移動が大変。
我が家はディルクも私もかなり荷物が少ない人なのですが、ルムの物だけは減らすわけにいかないのでかなりの量になってしまいました。
前回の北海道同様、九州もやっぱり車がないとかなり不便。それでもバスと電車をできるだけ駆使して移動できるようにプランを組んだのですが、阿蘇だけはどうにもバスだけではかなり時間のロスもあるし、子連れでは大変そう、ということでレンタカーにしました。

九州旅行_e0088332_21501112.jpgベルギーの国際免許書は日本では使えないのですが、JAFで翻訳してもらうと使えるらしい(しかも期限なし!)ということを出発前に友人から聞いてたおかげでディルクが運転手。 私がナビ担当、、、だったのですが、日本語のナビでも私の案内よりよくわかるからと最終的には私の活躍場所はまったくなかったのでした。

まずは別府。
まだ行ったことのなかった地獄めぐり。地獄もよかったけど、いたるところにある足湯が最高! ルムはプールと間違えてるのか、バシャバシャ歩き回って大変だったけど。
泊まった温泉地もそこらじゅうから湯煙が立ち上がっててなんとも素晴らしい風景でした。
泊まったのは大黒屋さんという地獄蒸しの料理で有名らしいお宿。 ちっちゃな民宿だけど、きれいだし、なんといっても勝手に材料を買ってきて、自分達で地獄蒸しをつくれるのがディルクにはおもしろいかも、ということでここに決定。
おかみさんもいい人だったし、蒸した野菜はおいしかった! ただスーパーに買出しにいっても2人分だけの野菜を買うのが難しいので、次回行くことがあったら、家からいろんな種類の野菜をたくさんもっていかなくては。
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最初はバカにしていたディルクも(彼のガイドブックには別府はあまりよく書かれてなかった)なかなか気に入ったようです。 次の日は10時半頃の電車で阿蘇へ移動。高千穂へ行く予定だったのですが、レンタカーのことや電車のことを考えると、宮崎から回るより阿蘇から行ったほうがよさそうだったので、別府から阿蘇へ。
ここは「九州横断特急」という一日3本くらいしか走ってないスペシャルトレインでの移動。 赤い車体で床は木張り。たったの3両編成となんともかわいい電車。 指定はとってあったけど、ガラガラだったので自由席に移り4人席を使って2時間思いっきり堪能しました。 景色も町と町をつなぐほかの特急列車に比べて、田園風景が続いてとっても素敵。
いろいろのった特急電車の中でこれが一番素敵だったかも。
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阿蘇についてすぐ駅レンタカーで車を借りて、一路宮崎県の高千穂へ。 心配してたディルクの運転も山道ってこともあり、まったく問題なし。
阿蘇の雄大な風景に「スコットランドみたいだー」ととっても感動していました。
2時間の電車の後、また2時間近いドライブでルムはちょっと疲れたみたいだったけど、無事高千穂でボートに乗り、味噌焼き団子を食べて大満足のよう。ちなみに2本も買った団子、ほとんど全部ルムに食べられてしまいました。
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ちょっとでもかじると「そんなにいっぱい食べちゃダメー!!!」と泣き叫ぶし大変。 ママはまだ許せるらしいけど、パパにいたっては「なめるだけね」と釘をさす始末。

そして夜には神社で神楽の見学。 鬼の面をつけたダンスだし、怖がるんじゃないか、1時間の間静かにしてくれるかどうか、いろいろ不安でしたがとりあえず行ってみることに。 宿の人が早めに行って、いい席で見たほうが断然いいよ、とアドバイスしてくれたので早めに行ってみると、早すぎて神社の会館もしまってましたが。 (笑)
九州旅行_e0088332_15292059.jpgそして二番手にきたのはこれまた3歳の男の子連れの家族。 この子が来てくれたおかげでルムも退屈せずに待ち時間を過ごすことができたのでした。
だんだん集まってくる観客達。 ルムとこの男の子は思い思いのパフォーマンスで観客達を笑わせてました。 この子は30分くらいずっと真顔で忍者のマネ。(笑)ルムはルムで一番前のステージの下で走り回っては何かを観客に投げるフリをして「1、2、3、4、5、6、7、8、9、、、、」ときた後、「6」とまた6に戻ってみんなを大爆笑させていたのでした。
ところがいざ神楽が始まると、すっかり疲れて寝込んでしまった彼女。 おかげで鬼のダンスをみて怖がることもなく終わったのでした。
神楽自体は退屈かと思いきや、ある場面ではとても迫力があるし、またある場面ではジョークも交えていてとっても面白く、足が痛いのを除けば大満足な夜でした。

翌日は車で雲海をみにいったけど、天気がよすぎて雲ひとつない快晴。ま、しょうがないよね。 天気悪いよりはいいし。
気を取り直してまた阿蘇へ。 今回の旅行でルムが楽しみにしてたのは高千穂でボートに乗ることと、阿蘇で馬に乗ること。 いろいろオプションはあったのですが、面倒なので草千里でのったらなんと5分で1300円。 しかも大人が一緒に乗ったら2000円。。。 高い! ぼったくり!
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ポニーじゃないので一緒に乗るつもりでしたが、2人で乗ると700円も高くなるので、「一人でも大丈夫よね、ね!」とルムを説得。 「え~。無理じゃないの~」と渋るおじさんを「平気、平気。初めてじゃないから」と説得して一人で乗せました。
乗せてみると馬って結構背が高いのねー。 「手をつないであげるから」といったにも関わらず、手届かないし。(笑)
仕方ないので足首つかんで一緒に歩いたのですが、見上げてみるとルムはなんとも情けない顔をしてるじゃないですか。。 やっぱり怖かったかな?けちってごめんよー。
でもすぐになれたみたいで私が手を離しても大丈夫そうでした。
怖かったのはどちらかというと私。 並んで歩いてると、「足踏まれないように気をつけてねー」といわれ、ふと馬の足をみると、ありゃ、こんなのに踏まれたらおしまいだな、というような太さ。歩いてる間中気が気じゃなっかったです。

それにしても草千里。前に行った時はもっと感動したんだけど。 変な音楽が近くの店からがんがんにかかってるし、みやげ物やしかないような駐車場は400円もお金とるし、なんだかなーという感じでした。
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阿蘇のメインイベントは火口の見学だったんだけど、この日はガスが出てるために火口へは登れないとのこと。 いったん引き返して草千里に行った後、見てみるとかなり煙が下火だったので、もう一度いってみたら、今度は登れるらしい。 お金を払って上まで車であがってみると、さっきまで待ってた人がいたせいか、結構な人手。
途中まで歩きかけて、ルムが帽子がいる、といったのでとりに車まで急いで戻ったら、なぜか咳き込んでとまらない。。。
どうやらまたガスがたくさん発生してるらしく、係員が必死になって「すぐ下山してくださーい!危険でーす!」と叫んでるじゃないですか。 人々が口にハンカチをあてて逃げ回る姿はなかなかの地獄絵でした。という私も咳がすごくて、ルムまで咳き込んできた時には一瞬恐ろしくなったんですけどね。。。
せっかくお金を払ったのにーと不満でしたが、この咳のすごさで、本当ならこの日に返すはずだったレンタカーを一日伸ばして翌日にまたトライすることにして、あっさり退散することにしました。

翌日は快晴でガスも少なく、とっても素晴らしい火口の風景が見られたので、ガイドの私としてもほっとしました。 せっかくここまで来て阿蘇の火口が見れなきゃ残念だものねぇ。 それにしても阿蘇って素晴らしい。 九州の景色はどこも素晴らしいんだけど、引退してどこかにすむならこのあたりがいいなぁ。
人も親切だし。

阿蘇の周りにはとても気持ちのよさそうなトレッキングコースがたくさんあって、いつかルムが大きくなったらテントを持って挑戦してみたいです。


この日の宿は古くて安いホテルでしたが、なんと貸切露天風呂が全部で7種類! しかもツアーでくるおじいちゃん、おばあちゃんがメインのホテルらしく、あまり貸切風呂は使われないみたいで、いろんなお風呂に入れました。 洞窟風呂とかヒノキ風呂とかディルクもルムも大はしゃぎ。
いつかディルク母も連れてきてあげたいわー。

次の日は阿蘇から熊本へ移動。電車の中で幼稚園の遠足のグループと一緒になったのだけど、遊びたくてしょうがないるむちゃん。 ストーカーのように近くに行っては、走って戻ってきたり、となかなか声がかけられない様子。(笑)やっと向こうの先生が声をかけてくれて一緒に遊んでくれました。
それまでおとなしく座ってた子たちが急にうるさくなったので、先生は冷や冷やしたかもしれませんが。。
ベテランの先生らしく、少しお話したけど、とっても素敵な人でした。 日本で会ったお母さん達に「え?」と思うような人が多かったのでちょっとうれしかったです。

熊本では熊本城みてラーメン食べて終わり。 次回来るなら阿蘇だけでいいな。 神戸からなら5時間あればこれるし。一日でなんとかなるかも。(ルムが大きくならないとちょっときびしそうだけど)

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さてさて、九州旅行の〆は小倉で会うはるちん、と順ちゃん。そしてみかしばさん。 サオリママンつながりでずっとブログで成長をみてきただけに生のはるちゃんと会えるなんて感激です。
想像してた通りに笑顔がかわいいおっとりとしたお嬢さん。 全身エネルギーのルムにびびらないか、めちゃくちゃ心配しましたが、元気さでは負けず劣らずなはるちんでした。どちらかというとルムのほうが「一緒にあそぼー」と追い回してた感じ。(笑)

今はまだ寝てばかりの順ちゃんもいつかこの後ろについて走り回るようになるのかな? 2-3年後にはまた九州旅行に来てみかしばファミリーとぜひ同じ場所でお会いしたいところです。
はるちんと遊んでいる間はディルクは一人で散歩してもらったのですが、私がそばにいないほうがいろんな人から声をかけられたみたいでこっちはこっちで楽しかったみたいです。(笑)

さて、この後一路、神戸と思うでしょうが、食いしん坊の我が家は広島で途中下車して広島焼きを食べてまた新幹線に飛び乗ったのでした!

次回は東京編です!
by cafetamago | 2009-10-30 21:51 | ひよこ日記(3歳 - 3歳6ヶ月)